読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Beautiful Sky∼せんせいあのね∼

Dance for everything! 人生にエッセンスを…♡

Beautiful Sky

せんせいあのね∼アフリカ大陸ジンバブエでの活動記録∼

目が見えないちびっこ達とフィンガーペインティング!目が見えない子たちと私が絵を描く理由。(作品画像あり)

Manheru!(こんばんは)

青年海外協力隊として南アフリカにあるジンバブエに派遣されています、大岡です。

 

ジンバブエの首都ハラレにある、障害がある子供たちが通う特別支援学校で、学校の先生として主に図工の授業をさせてもらっています。

 

先日ですね、5歳から7歳までのちびっこクラスでフィンガーペインティングをやってみました。

 

このちびっこたちには、視覚障害があります。

このクラスで私が一緒に絵を描く理由。それは…。

 

現状況

子供たちの中には、全く見えない子もいれば、色が見えたり、少しだけですが見えている子もいます。

「目が見えない」と聞くと、常に誰かの手助けが必要と思うかもしれませんが、この子たちは、自分たちで校内を歩き回ったり、水道まで自分で行って手を洗ったり、ご飯を食べたりすることもできます。

 

私が配属される前までは、担任の先生が図工の授業ではブロック遊びや大き目のビーズに紐通しなどされていました。

 

これまでの授業

これまで、5回にわたって授業をさせてもらってきましたが、正直、盲の子供たちのことを何も知らなかった私は、何をしたらいいのかわからなくて、この子たちができることって何だろうと迷走していました

 

初めての授業は、私の語学力と授業のスキル不足のせいもあって、ちびっこ達に席にすらついてもらえず、学級崩壊並みでした。

 

今は少し子供たちとの関係もできてきて、少しずつ現地の言葉(ショナ語)で指示が出せるようになって「聞いて」もらえるようになってきました。

また、最近は少しずつ子供たちも私もお互い(笑)「待つ」ということもできるようになってきました。

 

これまでに図工として、モノは試し!やってみよう!といろいろ目的を決めてやってみた内容がこちら↓

1.クレヨンで塗ろう

少し見える子もいたので、どんな風にクレヨンを使うのか何を描くのか見てみてみたくてトライしました。上手に使えていてびっくりでした。が、なんだか物足りなさを感じました。

 

2.粘土で遊ぼう

見えていない子供たちが何をイメージしているのかを見て観たくて粘土で遊んでみました。子供たちが何を作ったか、また次のブログで書こうかと思います。

 

3.丸のチャートを作ろう

全員で形の勉強も含めて〇に切った牛乳パックを大きな紙に貼って丸のチャートを作りました。糊とか使えるのかな?とか、形知ってるかな?とかみてみたくてやってみました。上手にではありませんが、自分たちでぺたぺた張って楽しんでいました。

また、大きな紙をカーペットの真ん中に置くことで、子供たちがあっち行ったりこっち行ったりせず、その場にすっと集まって座れることがわかりました!(発見!)

 

4.四角と三角のチャートを作ろう

〇のチャートづくりが子供たちに人気だったので、同様にやってみました。できたチャートはできるだけ壁の低い位置に張り、子供たちが触れるようにしています。

また牛乳パックがはがれてしまったら、作った本人たちに糊を渡してお願いし、直してもらうようにしています。

 

5.手形でスタンプ!絵具をつかってみよう

初めての絵具に挑戦です。一人ひとり順番に自分で色を選び、絵具を掌につけて紙にぺったん✋とした後には、自分で手を洗いにも行けました。絵具の感覚を体験できたんじゃないかと思います。これまた壁の低い位置に張って、少しでも「自分が造った」という満足感を長引かせようと思いました。

f:id:riosa0903:20161024230911j:plain

 右手だけを使ったつもりが、一人だけ左手でした…

間違えました。ごめんよ…。

6.絵具でフィンガーペインティング←NEW!

 さて、本題のフィンガーペインティングです!!!

 5の手形づくりで子供たちに「絵具」を事前に体験してもらっています。

さあ、自由に描いていいよ、というとどうなるのでしょう。

 

フィンガーペインティングに挑戦!

フィンガーペインティングの目的

フィンガーペインティングをやるにあたって、私が目的にしたことは、

・自分で色を"選ぶ”(意思をしっかりと伝える)

・絵具を手で直接触れて感覚を楽しむ

・少し見える子たちは、絵具の色を楽しむ(混ざったら色が変わることも含む)

・作品ができた後に周りの先生に褒めてもらって満足感を得る

・大岡が、絵具を渡すと子供たちがどんな行動に出るか、知る。

実際にやってみて

 実際にやってみました!いつも通り同じ歌(Shall we begin♫)で授業の始めて、今日はまた絵具を使うよ。指で描くよ。2色だけ好きな色を選ぶよ。終わったら手を洗いに行くよ。と子供たちとルールを何度も復唱した後に、いざ、スタート!!!!

 

 

………しーん。

 

 

子供たち、静かーに紙に絵具を塗っていきます。

普段わいわいがやがやのこの子たちが、しーん、て!!!笑

大岡調子狂います。

 

まあ、そんなに長続きするわけもなく、絵具を使い終わった子から

「シシおおか!オナイ!」(見て!)って!

 

 

見てるよ!大岡!

すごいよ君たち!

めちゃくちゃイイ感じだよ!

 f:id:riosa0903:20161024230528j:plain

f:id:riosa0903:20161024230854j:plain

かっこいいねえ!きれいだね!上手だね!

ってベタ褒めしながら子供たちのところをを回り、ほかの色がほしいと言ってくれた子には絵具を追加して、無事、授業も終わり!!!どんどんワイワイしだしたけど、おっけ!楽しそうにぺたぺたしていました!

 

 

そして!!! 

 出来上がった作品がこちら↓↓

f:id:riosa0903:20161024230548j:plain

f:id:riosa0903:20161024230555j:plain

……いい!!!!!

素敵だ~~~~!!!想像以上にアーティスティックでした!!!!

 

私が目が見えないちびっこと絵を描く理由

 私は盲ではありませんし、盲の友達がいるわけでもなく、盲学校で仕事をした経験もありません。はじめは、この子たちができることを探すのに必死でした。これはできるかな。これはできないだろうな。って。

 

でもですね、

 

 

大人が子どもたちの可能性を決めてしまってはいけないと思ったんです。

 

なんでもはじめは、誰かから与えられるものです。

 

日本で育った私が、ジンバブエの主食のサザを作れるようになったのも、ジンバブエに来させてくれた両親や友達、たくさんの人のおかげです。

だってあの時、誰も私がジンバブエに行くことを止めなかったから。

誰かが「そんなの無理だよ、君にはできないよ」なんて言って止めてたら、私、ジンバブエの主食なんて知りもしないし、知らなければ作れもしないし、サザ屋さんにもなれる可能性"0"ですよ。

 

でも今は、私がサザ屋さんになれる可能性、0ではないでしょ?

例えが悪いな。(笑)

 

 

つまり、私が言いたいのは、

 

選択肢を減らすことはしたくないんです。

選択肢をたくさん与えて、あとは彼らが選べばいいんです。

 

もちろん、リスクが本当に高くて、命に係わることとかであれば、止めるかもしれませんが、彼らの今後の可能性につながるなら、なんでもやってみる、経験してみる、知る、これをさせてあげたいんです。

 

そこから派生して、あれやってみよう、これやってみよう、って子供たち自ら選択肢を広げていけたらもう最高ですよね。

 

だから、私は、「見えないから描けない」ではなく、とりあえず「描く」という選択肢を与えます。一緒に描きます。

 

もちろんまだ5歳6歳のちびっこですし、何か絵を描くとまではいきませんが、今は、感覚で楽しんでくれれば思っています。

もしこの子たちが、今後「描く」という選択肢を選んだら、視えない彼らが見ている、感じている世界を、「絵」を通して視える人たちに伝えられるんじゃないか思って少しだけ、ドキドキしています。

 

新卒で経験がないから、知らないから、こんなことが言えるのかもしれません。でも、実際に彼らの近くにいて、可能性を感じているので、私は「なんでもやってみる」「選択肢と可能性を広げる」ことに努めていきたいなと思います。

 

 

Disability is not inability.

We are flying without wings.

 

 

なんか、堅苦しいですね。すいません。

次回はもうちょっとヘンテコな内容にします。ふふふ

読んでいただいてありがとうございました!

 


にほんブログ村


にほんブログ村

Dance for everything!

人生にエッセンスを…♡